ワイン生産者

ドナートはかつて実家のワイナリーで働いていました。そのワイナリーは「カーサ・ヴィニコラ・ダンジェロ」、 DOCアリアニコ・デル・ヴルトゥレというワインを世に広めた立役者と言われるダンジェロ家が代々運営しているワイナリーです。彼はヴェネトのワイン学校で学んだ後実家でこの地の伝統的なワイン造りを体得しました。その後自身の理想とするワインを造る為独立し、妻とワイナリーを設立するに至ります。

テヌータ・ウリッセは2006年に設立、ウリッセ家の若い兄弟、アントニオ（Antonio）とルイジ（ Luigi）によって運営されているワイナリーです。イタリアワインガイドとして信頼が厚い「ルカ・マローニ」の評価で、ほとんどのワインが90点以上を獲得。しかもDon Antonioに至っては、2022年度のベストワイン38本のうちの1本に選ばれました。設立間もないワイナリーながら、このような華々しい受賞結果を残したため、瞬く間に世界中から注目を集めるようになりました。

ヴェネツィア共和国のドージェ（総督）が代々受け継いできた、由緒あるVilla Maninを受け継ぎ、ワイナリーを営んでいる生産者です。ヴィーガン認証取得済。品種の特徴を表現する単一品種ワインや、陰干しブドウで造る濃厚な赤ワインなど、バラエティ豊かなワインを生産しています。

カルディローラは、1897年に設立されました。 しかし最初はワイン生産者ではなく、ロンバルディア州のミッサーリアにある、小さなオステリアでした。 今日では、カルディローラ社はイタリアの様々な地方のワインを扱う、規模の大きいワイナリーに成長しています。

キアンティ・コッリ・フィオレンティーニ会長を務める老舗ワイナリー。かつてのメディチ家別荘でフィレンツェの街を一望する斜面に、オーガニック栽培で畑を管理します。カベルネ80％のブルツィッコはワインスペクテイターでソライアと並びベスト・バイに！

Genesi(ジェネーシ）、イタリア語で始まりという言葉が示すように、銘醸地トスカーナを代表する長い歴史を持つ「キャンティ」を手掛ける生産者。伝統的な製法、畑に自生する野生酵母でのワイン造りなど、手間を惜しまない職人仕事のような丁寧な仕事で、そのワインを後世に伝えます。

コンサルタントを務めるステファノ・キオッチョリ氏は、栽培と醸造の両方の博士号をもち、イタリアで恐らく唯一人パーカー１００点を2度獲得した凄腕の醸造家です。

キオッチョリ・アルタドンナは、パーカー100点をたたき出した伝説の醸造家として知られる、ステファノ・キオッチョリ氏、その薫陶を受けた二人の息子、そして妻と娘と共に、家族一丸となって最上のワインを生み出すために、設立されたワイナリーです。

ヨーロッパの協同組合はレベルが非常に高いことで知られています。その為か、市場では特に低価格ワインのコストパフォーマンスが注目を集めるケースが多く見られますが、テッレ・ダ・ヴィーノは、早い段階からDOCとDOCGのワインだけを製造しており、上級レンジに特化していた点が他と異なります。品質を高めていく過程で、もう一段上のレベルのワインを造るプロジェクトがスタートする事になりました。それが、Vite Colte（ヴィーテ・コルテ）です。

1930年の設立以来、家族経営のマンフレディ家のワイナリー。初代ジュゼッぺと息子のアルドは、近隣の顧客へワインを届ける行商で身を立てていましたが、その顧客第一主義の思いは今も変わらず、バローロやガヴィなどピエモンテの銘酒を、手頃な価格で楽しめるよう飲み手の為にワイン造りを続けています。

ロエロ地区の中心ヴェッツァ・ダルバに居を構え、1725年から続く生産者。クリュを含む上質なバローロの畑を筆頭に、バルバレスコも生産します。また、かつてローマ教皇も魅了されたという希少品種「ペラヴェルガ」のワインを復活させた事も高く評価されています。

1877年から続く長い歴史を持つ生産者で、バローロの生産地域の中でも最も傑出していると言われるモンフォルテ・ダルバにも畑を所有する生産者です。クリュ・バローロの中でも最上の畑の一つ、と言われる『ブッシア』を所有する数少ない作り手の一つです。

英国が誇る現役のマスター・オブ・ワインの一人で、イタリアワインのスペシャリストとして世界的に高名なデイヴィッド・グリーヴ氏が責任者となって、ワインを厳選しているのがリバティー・ワインズです。現地の生産者とタッグを組み、時に助言しながら優れたワインを生み出しています。

フィドーラは、イタリア・ヴェネト州にある、イタリア最古の自然派ワイナリーの一つです。1974年から、昔の農法を体系的にまとめたビオディナミ農法へ転換し、ヴェネト州に限れば、州内で最古の自然派ワイナリーと言われています。

『サッシカイア』や『ソライア』を生み出したジャコモ・タキスの愛弟子の一人、グラツィアーナ・グラッシーニ女史が、2007年以来醸造家を務める注目ワイナリーです。陰干しブドウで造る辛口ワインが人気で、特にアルコール度が18度に達する18 ディチョットグラーディ・ネグロアマーロは大きな話題となりました。

マルケ州アンコーナ県で代々ブドウ栽培を続けてきたマッテイ家が営むワイナリー。地元マルケ州の土着品種のワインを中心に栽培しており、中でもほとんどアドリア海沿岸部でしか栽培されていない、バラの香りを放つラクリマ種によるアロマティックな赤ワインとスパークリングワインが人気を博しています。

レディガッフィでパーカー100点をイタリア人として唯一2回獲得し、ガンベロ・ロッソでトレ・ビッキエーリを100本近く手掛けている凄腕醸造家ステファノ・キオッチョリの手掛けるカジュアルワインシリーズ